言われて育てたれた。
母親は毒親でなく、客観的に見れる親。
対して父親は「可愛い可愛い」ばかり。
父親は「こんなに可愛いんだ!!真美と付けよう!!」
と提案。
所が母親含めて他の家族どころか親族が
「この顔で真美!!!とんでもない!!!」ってなり
無難な名前になった。
別に母親の不細工発言にも父親の可愛い発言にも慣れて
「自分は美人じゃないけど普通かな」って育った。
小学生卒業までは。
周りのクラスメイトが良い人と太ってるのも有るのに
殆ど差別とかなくて過ごした。
中学生になって、一変。
デブだブスっていじめられる。
小学生の時に普通にしてた子もそんな感じになる。
「デブはわかるけど…」ってなってた。
ある時に小学生の卒業アルバムが届いた。
どうしても卒業の時に制作が間に合わなくて卒業後になるとのことだったのでそれが届いた。
懐かしいとパラパラめくってると、ふとすげーブスが居た。
誰だよ…と思ってよく見ると…自分だった。
雷打たれた様な衝撃だった。
「えっ…何このブス。普通どころかデブスやんけ」ってなった。
よくよく考えれば末っ子だったので、写真は少なめ
自分の顔も客観的にみたのは初めてだったのかもしれない。
いじめてる奴らの目は正しい。
母親正しい
父親フィルター掛かってる
ってなった。
今もブスだけど、なんだかんだ10キロ痩せたのでマシになったと思いたい。
因みにその後専門に進み就職したんだが
就職後の保護者面談で担任から
「中には顔で選んで人事決める時もあるけど、私さんはそういう会社に当たらなくて良かったね」って言われたと
母親から聞いた。
やっぱり不細工なんだなあと思った。
名づけの時点は新生児だろうにそんなに言われるもんだろうか。
赤ちゃんは皆可愛く見えるが…
「ちっちゃいガッツ石松」とかオジサン俳優とかに似てて驚いたっていう出産体験を語る人は多いよ。
ちっちゃい部分がめちゃめちゃ可愛いので目がくらむ人と「カワイイ土偶」って思う感性の違いじゃない?
生まれたての赤ん坊の浮腫んだかおにビビったとき、産科看護師の「ああ、ほんとうにカワイイ!!おめでとうございます」
っていうお祝いの言葉をうけたとき、こういう心がないと勤まらないお仕事でありがたいことだ。と感謝したよ